「LittleBits 」を使って自分だけのマーズ・ローバー を作ろう!

マーズ・ローバー (火星探査車)。人類が居住可能な惑星の発見。宇宙実験。

NASA では、驚くような大発見が日常的に起こっている。だが地球上にいる我々大多数の人々は、それをただ傍観することしかできない。結局のところ、宇宙のイロハを理解するためには宇宙飛行士になるしかないのだ。と、我々はずっと思っていた。

DIYのエレクトロニクス企業 littleBits は、一般大衆に向けた NASA 公認のハードウェアを我々にもたらした。先月発表された「littleBits Space Kit」は、littleBits と NASA が1年半の長きにわたってパートナーシップを組み、複雑な宇宙探査の分野を少しでもとっつきやすいものにしようと取り組んできた努力の賜物だ。このキットには、NASA の技術者によって入念にデザインされたハードウェア・モジュールとレッスンプランが含まれている。

「NASA の方からアプローチがあったのです」と、littleBits の 創設者であり CEO のアヤ・ブデヤは述べている。「彼らは、『どうすれば宇宙探査をもっと理解しやすく学びやすいものにし、重要性を高めることができるのか?』という問いへの答えを探し求めていました。その答えは、科学的にリアルで正確であると同時に親しみやすくもある、革新的なキットだったのです」

宇宙をシンプルにする方法

littleBits は、ハンダ付けや配線やプログラミングを行わなくても、部品をくっつけるだけで組み立てられるユニークな試作モジュールだ。テクノロジーを表現手段とするアーティストであるブデヤは、自分の作品に使っている DIY ハードウェアをもっと使いやすいものにできないかと思案していたときに、このアイデアを思いついた。

「人々は宇宙が大好きです」とブデヤは言う。「ですが、彼らは技術のことは良く知りません。私たちは、人々が非常に興味を持っている技術の一分野を取り上げて分解し、人々が理解しやすいように再構築したのです」。

Space_BoxBitsProject_1130LRlittleBits のおかげで、人々は宇宙をテーマにしたプロジェクトの試作品を作れるようになった。コンポーネントを繋ぎ合わせるだけで、自分だけの衛星放送受信アンテナや星図、さらにはマーズ・ローバーまで作れてしまうのだ。簡単すぎるように聞こえるかもしれないが、littleBits に子供用のおもちゃ以上の実力があることは証明済みだ。

「私たちは、あらゆる年代の人々を対象にテストを行いました」とブデヤは述べている。「その中には宇宙ファン、科学者、物理学者、天文学者も含まれています。意外なことに、私たちの顧客で今一番数が増えてきているのは起業家やプロトタイパーやエンジニアといった層なのです」。

Space Kit の一番の売りはその多様性だろう。新しく発売された Space Kit は、既に発売されている他の littleBits キットと組み合わせて使うことができる。Space Kit のコミュニティから、新しいコンポーネントを使った面白いプロジェクト例が色々と出てくるに違いない。

画像提供:littleBits

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