Twitter

噂は本当だった。Twitter は本当に Facebook 化している。

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140文字のテキストを売りにしていた Twitter が、ユーザーのプロフィール画面を画像メインのデザインに変更した。その結果、とあるソーシャルネットワークにそっくりな見栄えになっている。

最初に目につくのは、プロフィール画面上部に横たわる大きなヘッダー画像だ。背景画像はなくなっている。「プロフィールを編集」を選択してテーマカラーを変更することができるのだが、背景はグレーのままだ。

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一見しただけでは分かりにくいが、新しい機能も追加されている。「人気ツイート」、「ツイートのピン留め」、「ツイートのフィルタリング」だ。リツイートやお気に入り登録、リプライの多いツイートは、大きいフォントで表示されるようになる。気に入ったツイートをピン留めし、常にページの上部に表示させておくこともできるようになった。また、他ユーザーのツイートに対し、「画像付きツイートのみ表示」「ツイートとリプライを表示」などのフィルタリングをかけることも可能だ。

さらに、ツイート内の画像はビジュアル要素であることが強調され、プロフィール画像やFacebook 風の埋め込みアルバムのように大きく表示される。

今回のアップデートが物語るもの

今回のアップデートは、Twitter がビジュアルウェブに屈した証だ。ビジュアルウェブとは、ウェブサイトやアプリ、ソーシャルネットワークが、画像を中心としたサービスへと移行していく最近のトレンドを指す。Twitter のルーツは、ビジュアルウェブが台頭してくる前に生まれた短いテキスト・メッセージだ。このサービスは独自の文化に発展し、ハッシュタグやリツイートといった、短いテキストに適した機能が生み出されていった。しかし、こうした機能は新規ユーザーにとっては非常にとっつきにくいものだった。

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Twitter は自身のブログで、新しいタイムラインについて「ユーザーがもっと簡単に自分を表現できるもの」だと述べている。この「簡単に」というところがポイントである。

Twitter はこれまで新規ユーザーの獲得と維持に苦戦してきた。原因の多くはサービスの複雑さにある。大半の人々は Facebook に慣れ親しんでおり、Facebook のユーザー・インターフェースを使いやすいと感じている。そこで Twitter は Facebook のページを模倣し、より多くのユーザーを惹き付けようとしているのだ。

さらに伝えられるところによれば、Twitter は新規ユーザーを苦しめる2大要因である、ハッシュタグとリプライ機能を排除することを検討しているという。同社は最近 Facebook 風のツイート・アルバム機能と写真のタグ付け機能を発表したばかりだ。今回のプロフィール画面の変更は、Twitter が「Facebook 化」していることへのさらなる証拠となる。

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今のところ、今回のアップデートが反映されているのはプロフィール画面のみで、タイムラインはまだのようだ。あなたのフォロワーの中も、既に反映された人が現れ始めているかもしれない。今後もタイムラインやプロフィール画面の単純化はじわじわと進行していきそうな気がする。そのうち「Twitter ウォール」などという呼び方をされたりするのではないだろうか?

プロフィール画面の変更は本日から、一部のユーザーにのみ反映されている。今後数週間かけて全ユーザーに展開される予定だ。

画像提供:Twitter

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