顧客接点のデジタル化が加速している現在、企業にとって必要不可欠な存在といえるのがWebマーケティングだ。しかし近年では、このWebマーケティングも複雑化の一途を辿っており、従来のようにSEO施策や大量のリスティング広告だけで成果が上げられない時代になってきている。

しかも、大手企業であれば社内にWebマーケティングの専門部署を設置できるが、予算や人的リソースに制約のある中小企業やスタートアップ企業は、さらに対応が困難といえるだろう。また、新たに人材を採用する予算が確保できたとしても、高い競争率の中で優秀なWebマーケターが獲得できるとは限らない。

そんな悩みを解決してくれるのが、中小企業やスタートアップ企業をメインターゲットに、Webマーケティングの専門家と企業をマッチングしているテクロコのクラウドソーシング「Draft」だ。そこで今回は、テクロコ プロダクトマネージャーの和田広大氏と、ユーザー企業であるピーリンク 取締役の上森裕司氏による対談を実施。「Draft」の魅力や具体的な効果などについて語ってもらった。

かわいいペットがインフルエンサーになる「Pecon

和田広大(以下、和田):
ピーリンクさんが運営されているペットのインフルエンサーサービス「Pecon」は、発想自体が非常にユニークですよね。これまでインフルエンサーといえば、各業界の有識者や有名人などがメインでしたが、一般の方が飼っているペットを主体にされるとは驚きです。

上森裕司(以下、上森):
現在、日本には数多くのペット愛好家がいて、その市場規模は1兆5000億円に達しようとしています。SNSをベースとしたコミュニティも非常に活気づいていますし、皆さん「うちの子を見て!」という気持ちは必ずあると思うんです。そこで、皆さんのかわいいペットたちをインフルエンサーにするアイデアが生まれました。

和田:
確かに、SNSでペットのコミュニティを見たり、ハッシュタグで検索したりすると、かわいい写真がたくさん出てきますよね。

上森:
そうなんです。しかも皆さん、写真を撮ったり加工する技術力がかなり高い! 一眼レフなどを使って、プロ顔負けの写真を撮られる方も結構いらっしゃいます。こうした飼い主の方々に、ペットの関連企業からご提供いただいた商品やサービスをプレゼントして、SNSで紹介してもらおうというのが「Pecon」のコンセプトです。飼い主の方にとっては最新の商品やサービスが無料で試せますし、企業側でも高い広告効果が得られる。まさにWin-Winの関係が築けるわけです。

テクロコ プロダクトマネージャーの和田広大氏

ピーリンク 取締役の上森裕司氏

各領域のプロフェッショナルに依頼できる「Draft

和田:
それにしても、上森さんから弊社に問い合わせのお電話をいただいた時は驚きましたよ。たまたま上森さんが弊社に問い合わせの電話をかけたら、私だった(笑)

上森:
もともと和田さんが前の会社にいた時から飲み友達でしたもんね。テクロコさんにいるとは露知らず、「Draft」の問い合わせをしたら和田さんが電話に出て(笑)

和田:
最初に問い合わせをいただいた当時と比べて、「Pecon」も爆発的に会員数が増えましたよね。そもそも、弊社をお選びいただいた理由ってなんだったんでしょうか?

上森:
こちらこそ「Draft」のおかげで本当に助かりましたよ。当初はInstagramやFacebookを使って、自社で会員数増加を目指していたんですが、2017年1月のローンチから約3ヶ月で500人程度しか増えず、計画からも大幅に遅れていました。新たに人材を採用するにも、企業の立ち上げ当初って資金と時間に余裕がないじゃないですか。特に当時はオーディションやイベントなどに追われて、新しい施策を練る時間すらありませんでした。

それでWebマーケティング関連のマッチングサービスを探し始めたんです。確かに、簡単に頼めて安いマッチングサービスはあったんですけど、そういうところは専門性に欠けていたり、登録者が片手間でやっている傾向が強くて見送りました。せっかくなら、その道のプロフェッショナルにお願いしたいですからね。そんな時、Webマーケティングの専門家と企業をマッチングするクラウドソーシング「Draft」に出会ったんです。

500人だった会員数が約半年で1万人にまで増加


和田:
Draft」は、登録者の専門性を一番の売りにしていますから、ご満足いただけたようでなによりです。一口にWebマーケティングといっても、ネット広告からWebサイト制作・アクセス解析などまで多岐にわたります。そうした中で、お客様が求める領域に合わせてベストな人材をご紹介しているのが「Draft」です。現在の登録者数は約700人で、Webサービスを提供している中小企業、地方でネット販売を手掛けている企業など、累計200社のお客様にご利用いただいています。具体的な施策だけでなく、ご依頼内容によってはWebマーケティングの組織作りに関するコンサルティングなども行っています。

ただし、「Pecon」のようにここまで爆発的な効果が上げられたのは、なによりサービス自体が持つユニークな特性と、市場ニーズとの適合があったからこそだと感じています。そういえば、会員数はそろそろ1万人突破でしたよね?

上森:
4月頃まではわずか500人でしたが、「Draft」の専門家に依頼してから会員数が劇的に増えて、おかげさまで11月には1万人を突破しました。会員が増えれば、企業からの依頼が増加します。すると、企業が提供してくれる会員向けのプレゼントが増えて、さらなる会員数の増加につながってくれるという、非常に良い循環が生まれていますね。Facebookの広告をメインにお願いしましたが、予想以上の結果に驚いています。

和田:
Facebookの場合、男女はもちろん犬種別などまで、詳細かつ精度の高いターゲティングを行えるのが強みですね。今回担当した専門家によると、広告らしさを前面に出すのではなく、あくまでもFacebookの雰囲気に馴染むようにユーザーの声を届けていく、というのがポイントになっているそうです。

「ペットたちがペットたちのために」活躍できる場を提供


和田:
Pecon」に加えて、新しいサービスも提供を開始されたそうですね。

上森:
11月22日にペットのタレントプロダクション「anicas」、12月12日にはペット飼育者向け福利厚生サービス「Pecon Pass」を提供開始しました。

anicas」には、「Pecon」で活動している約1万頭の中から選ばれた有名ペットたちが所属し、国内外の各種メディア・撮影モデル・イベント・企業とのタイアップなどに出演します。すでに一期生メンバーは数十社との契約が決まり、活動をスタートしています。飼い主の方々は、タレント活動で得た報酬をペットのために使えますし、「ペットたちがペットたちのために」をコンセプトとして、売上の一部を保護団体へ寄付するプロジェクトも開催予定です。

Pecon Pass」については、会員がベネフィット・ワンの福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を利用可能になるというものです。宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービスなど約136万件のサービスコンテンツが優待価格で利用できます。

和田:
どちらも今後の伸びが期待されそうなサービスですね。「Draft」でもさらなる支援を続けていきますので、これからもよろしくお願いします。

上森:
こちらこそよろしくお願いします。

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中小企業・スタートアップ向けWebマーケティング支援『Draft

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