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Googleはカーディーラー達に、自動運転車は悪いものではないと確約した。
J.D.Power自動車フォーラムのスピーチで、Google自動運転車プロジェクトのCEO、
John Krafcikは自動運転車の稼働は普通の車より大きなものとなり、
よってディーラーにとってこれまでになく重要なものになると語った。

「自動運転車は今後より高価な有形資産となるため、我々はこれをより活用する方法を
模索している。多くのディーラーにとってポジティブな影響があるだろうし、
OEM業者にとっては負荷サイクルが今後大きく変わる事になるだろう。」とKrafcikは語った。

自動運転車で走行距離が8倍に

Krafcikは年間平均走行距離が現在の13,500マイルから10~15万マイルにまで
急増するであろうと予測している。この伸びは車の所有者が仕事や睡眠中に
車を貸し出すカーシェアリングによるものだと説明する。
年間走行距離が増加するにつれサービスやメンテナンスの需要も高まるため、
これはディーラーにとっていいことだ。

車の業者について言えば、Krafcikは「航空会社は飛行機を作らないが
ボーイングやエアバスは飛行機を作っている。同じことが自動車業界で
起こらない事があるだろうか?」という。興味深い問いかけではあるが、
GEやフォードといった企業が業界での影響力を損なうようなことが
起こるとは考えづらい。
しかしそれも自動運転車の所有権に大きな変化が生まれなければだ。

自動車の新技術はすでにディーラーネットワークを脅かすものとなっている。
自動運転の乗り物は内燃機関ではなく電気を主な動力源としており、
カーディーラー達は既に電気自動車のハイエンドであるTeslaに対し戦争を仕掛けている。

Teslaの販売プロセスは、ディーラー達が販売権を持たない製造者の製品を
米国内で販売することを禁止し、既得権益で甘い汁を吸えるネットワークに依存しないものだ。

より多くの自律的な自動車がやってくる

自動運転車に取り組んでいるのはGoogleだけではないが、コンシューマモデルに
もっとも近いところにいるのは彼らのように思える。
TelsaはModel Sの自動運転サービスを今年リリースしたが、これは完全に自律的な
システムではない。

GMやAudi、BMWといった自動車業者たちも自動運転に投資しているが、
FordやToyotaはGoogleと自動運転車プロジェクトで手を組もうとしているという噂だ。

もしGoogleが自動運転車の取り組みでパートナーを見つけられない場合、
製品を作るためにAppleに付き従わざるを得ないかも知れない。
ソフトウェアおよびサービスをメインとする企業にとっては荷が重い事かもしれない。

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