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新しいAndroid Experimentsウェブサイトがグーグルにより発表された。グーグルはこれを「デバイスの性能を活用する創造的な方法」や「技術、審美眼、インターフェースの新しい、またはユニークな利用」を紹介する方法として運用するつもりである。

早い話、これは、コードやハードウェアを理解する人間にとっては、Androidがどれほど素晴らしいかを体験できるデモのコレクションなのだ。

プログラマーがツールをどのように使用するかを紹介することは、新しく創設されたAlphabetの子会社であるグーグルの完全に新しいアイデアというわけではない。2009年に始動したChrome Experimentsは、過去10年間に進化してきた新しいインタラクティブ・ウェブにおける可能性を垣間見せてくれた。

プログラマーは制作した試作アプリをAndroid Experimentsに自由に提出でき、人目を引くようなアプリや並外れたアプリは世界に紹介されることとなる。開設当初は、カメラ、Android Wear、OpenGLなどを使用したアプリが20個紹介されていた。

「どのプロジェクトも、私たちが毎日使用するデバイスに関して考えさせられるものばかりです」とグーグルのブログ投稿は説明する。

GitHubやDribbbleのように、Android Experimentsも人材発掘場所となり、プログラマーにとっては仕事を得る機会に繋がるかもしれない。

Chrome Experimentsはグーグルにとって小規模な成功となった。グーグルはAndroid版に関しても、モバイル・プラットフォームで開発を進めるプログラマーにとって同様にインスピレーションとなることを期待している。

アプリ提出に関しては、「始めたばかりの学生でも、ベテランのプログラマーでも」あらゆるプログラマーに奨励している。すべての提出アプリが掲載されるわけではないが、グーグルは目を通すとのことである。

デモ

Tiltは掲載されているデモの一つである
Tiltは掲載されているデモの一つである

Android Experimentsの初回掲載アプリの中には、もともとMaker Faireのために開発されたイタイ・ベン=ツヴィ氏のIOIO Plotterも含まれている。このアプリは、Androidタブレットで撮影したデジタル写真を、インクとキャンバスを用いて絵画に変えてしまうというものである。

その他、Google Creative Labsのアンソニー・トリパルディ氏のLandmarkerアプリも紹介されている。このアプリは、拡張されたインターフェースを使用している。スマートフォンを近くの場所に向けることによって、その場所の名前が表示されるようになっている。画面をタップするとそこまでの道順を従来の方法で示すことができる。

TMediaMonksによるTiltも、Android Experimentsに掲載されている興味深いアプリの一つである。これは、スマートフォン内の加速度センサーとジャイロスコープ・センサーを使用して、馴染み深い従来の玉転がしゲームにアクセントを付けている。Coding For LoveによるAndroid Wear用のTime Meshも素晴らしいアプリであり、手首の動きに反応して格子模様が形を変えるというものである。

Android Experimentsが優れたAndroidアプリの活気ある宝庫となるか、それともプログラムのゴーストタウンとして忘れ去られてしまうのか、これは時とともに明らかになるだろう。しかし、グーグル自身がクリエイティブなアプリを十分提供することができれば、他のプログラマーもそれにならってアプリを提供するはずだ。最新情報は、ツイッターにてハッシュタグ#AndroidExperimentsから得ることができる。

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