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グーグルがあなたの健康に関する大きなプランを持っている。AndroidアプリおよびChrome拡張機能で同じ名前を持つStudy Kitがその証拠だ。

このアプリはグーグルが2004年にウォール・ストリート・ジャーナルで初めて明らかにしたBaseline Study構想の次の段階にあたるもののようだ。

TechCrunchが6月3日、Study Kitのブラウザ拡張機能についてレポートした。これと3月にリリースされたAndroidアプリ版が意味するところは、グーグルはBaseline Studyを更に多くの人に利用させ、データの収集を容易にするということだ。

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これらのソフトは他のデバイスからもあなたの健康データを収集しようという試みだ。

基礎の確保

ジャーナルはBaseline Studyの裏側には、グーグルの健康な身体とはどういうものかというデータを出来るだけ多く集めたいという動機があるという。

この調査は175人の参加者からの血液、尿、唾液および涙のデータ収集ではじめられ、データの使途はデューク大およびスタンフォード大の医学校に監督された。最初の調査ではこれらのサンプルは医療テスト企業による古めかしくコストのかかる方法で行われた。

Study Kitアプリをインストールするとこんな感じになる。参加者登録されたわけではない
Study Kitアプリをインストールするとこんな感じになる。参加者登録されたわけではない

それから約一年後、Baseline Studyは、未だにその正体が明らかになっていないサンプルを解析してデータを送ることが出来る(恐らくは)ガジェットの活用にむけて、次の一歩を踏み出した。

Study Kitアプリの説明によれば特別なハードが必要なのかも知れない。

このアプリケーションはあなたのStudy Kitデバイスからグーグルにデータをアップロードするためのものです

このStudy Kitデバイスがどのような物か、プロジェクトにかかわりのない我々にとってはまったく分からない。グーグルの広報はこのアプリおよび拡張機能について、以下の様な当たり障りのない声明を発している。

Baseline Studyのデザインについてはまだ初期段階であり、参加者と研究者が健康データおよび生活習慣についての情報をルーチンベースで容易に共有できる方法を模索しています。アプリはその一つの方法と考えており、参加者の一部はこれの初期のテストに携わっています。

健康に関するハードウェア

グーグルは健康のトラッキングハードウェアについて、ある事を明らかにした。例えばグルコースをモニターするための「スマートコンタクトレンズ」などは、血糖値の解析を大幅に簡略化できうるものだ。

ここ数ヶ月のうちに、増え続けるさまざまなAndroid Wearデバイス(多くが心拍モニターと万歩計の機能を有する)の中に、グーグルはひそかにStudy Kitデバイスを紛れ込ませる可能性はある。

Android Wearデバイスによって、あなたもStudy Kitエコシステムの一端を担うことになるかもしれない
Android Wearデバイスによって、あなたもStudy Kitエコシステムの一端を担うことになるかもしれない

Study Kitデバイスとは、アップルのHealthKitやResearchKitなどのように、健康データの収集および送信機能を送るソフトを備えたハードウェアの総称になるかもしれない。

グーグルが出しているソフト、Google Fitはソフトおよびハードメーカーにフィットネストラッキング機能を備えた商品を出すよう促しているが、その滑り出しは非常にゆっくりしたものであり、当初言われていた機能には未だ実現されていないものもある。。

Study Kitがこの役目に取って代わるものにならない理由はない。Study Kitの存在価値は、これから出てくるウェアラブルデバイスを通じて集める水分量や睡眠モニタリングといったデータを収集する手段として説明できる。

メーカー及び開発者が健康データを集める事を進めるにあたって、Google Study Kitは自分の健康を知り、生活を向上する上で役立つものかも知れない。

画像提供(Smart Contact Lens, Study Kit, and Android Wear images):Google

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