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長らく待たれたApple Watchが遂に先週、予約受付を開始した。そして9to5Macによれば、6時間で全てのモデルが6月いっぱいまで売り切れになってしまったという。

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Apple Watchは売り切れに

流石はアップルのビジネスらしいが、それほど驚くことでもない。Apple Watchは2010年のiPad以来となる新しいプロダクトであり、熱心なファンの期待はやはり高い

しかし驚くことでもないという理由は他にもある。そもそも初回で十分に行き渡るよう手配されていたのかという可能性だ。

小さな市場での大ヒット

2014年9月5日の事を振り返ってみよう。この時はMotorolaが同社初となるスマートウォッチ、Moto 360があと数時間で購入できるというメールを出していた頃だ。その後、この商品は完売し、Motorolaのウェブサイト、Google Playストア、Best Buyの売り場から消えた。

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Moto 360は発売後数時間で完売したが、100万台といった規模の販売台数ではないようだ

Motorolaにとって間違いない大ヒットに思えたが、数カ月後にCanalysから報告されたことは、Android Wearデバイスの年間販売台数は72万台だと言うことだった。MotorolaのスマートウォッチはこれらAndroid Wearデバイスの中でも明らかに売上を牽引した存在だった。それでもこの小さな市場で起こった大ヒットは、大した影響を及ぼさなかった。

Apple Watchが72万台以上売れるだろうという見込は堅い。しかし同時にアップルが4月の売出日にオーダー分全てに応えないという見込も堅い(アップルは恐らく4-6月の販売に向け、サプライヤーから500万ユニット分をオーダーしているが、その内何台が売出日の分に割り振られるのかはわからない)。

まずApple Watchの様に小さく、サファイヤクリスタルディスプレイやその他の高価な材料を使った複雑な商品は、アップルのその他大きめの商品と比べて製造が簡単とは限らない。2014年を通じて、売出の4月24日に間に合わせるために、アップルの製造ラインはいろいろ躓いていると報じられた。Apple Watchは小さく、とてつもなくパフォーマンスが高いデバイスであり、製造ラインが混乱するのは想像に難くない。

9to5Macの読者はティム・クックから、まさにこの事について回答を得たようだ。

24日に出荷される台数は、明日予約を受け付ける分全てにはならないでしょう。当日の出荷台数はあるSKUに対して出されたオーダーと、その供給によって変わってきます。これは他の製品でも同じことです。時として需要が供給を上回ることはあります。はっきり申し上げられることは、我々は24時間体制でより多くの台数を少しでも早く届けることが出来るよう善処しているという事です。

オーダーは1人2台までです

ここで念頭に置いておきたいことは、(意図したものであれ何であれ)品不足の状況は、これまでアップルにプラスに働いてきた。先程述べたように、入手しづらいという状況は、その商品をより魅力的に見せるのに効果的だ。特別感はアップルブランドのアピールするところでもあり、アップルで今年最も注目されている商品が非常に手に入りづらいという状況は、ティム・クックにとって困った話でもないだろう。

画像提供:
Apple Watch画像:Apple
Moto 360画像:Motorola

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