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去年4月の業績報告で、アップルはIDC統計によると教育マーケットの95%を占めるに至ったと言うことで脚光を浴びた。その半年後の今、アップルはグーグルのChromebookの後塵を拝しているようだ。

IDCによると、Chromebooksの米国の学校向けの出荷が初めてiPadを上回ったという

それによれば、グーグルは第三四半期、米国の学校に715,500台のChromebooksを出荷し、iPadの702,000台を上回ったという。その理由とはまず価格だ。アップルのiPadが学校向けディスカウント価格でも昨年380ドルだったのに対して、グーグルは商品の価格を200ドルに下げた。

カギとなるのはキーボード

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IDCのアナリスト、ラジャニ・シンは更に付け加える。

iPadのタッチスクリーンは商品を何でも出来るデバイスにしているが、Chromebooksに統合されたキーボードは、また別のアピール要素だ。

アピールするかどうかはあくまで一要素ではあるが、これが必要な点は他にある。The Atlanticが8月に発表したレポートによると、「主なオンラインでのテストでは、タッチスクリーンではなく、本物の物理的なQWERTYキーボードが必要だ」と報じられた。

このニュースはアップルにとって微妙な時期に報じられた。これまで休日のショッピングシーズンは常にiPadにとって無くてはならないものであり、プロモーションや割引によってそのビジネスを大きくしてきた。まもなく来るそのシーズンも、もはやアテには出来ない。

年末のプレゼントはタブレットにすべきなのか?

iPad、そのもっとも広く使われているタブレットは、教育現場の移り変わりによって失うものがもっとも大きい。しかしiPadだけではない。市場リサーチを行っているNPDによれば、学校休みが終わる頃の買い物シーズンでは、タブレットの全体出荷量は16%下落した。

今年は僅かながらの業績の伸びも達成できたが、それにも関わらず電子業界全体における一般カテゴリーでは、2014年においてもっとも売上が低調だった分野でもあったと、NPDは11月のレポートで述べている。

明らかに、全米家電協会はタブレットを取り巻く流れを変えたがっており、顧客のウィッシュリストのトップにその名前を連ねている。しかし更に多くの学校がChromebooksに乗り換える時、その流れは学校に通う子供だけでなく、その親もiPadやその他のタブレットからの乗り換えを生むかも知れない。

画像提供:
トップ画像:Brad Flickinger
Chromebook画像:Asus

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