ツイッターがテレビのリモコンになる?

米ツイッター、コムキャスト、NBCユニバーサルというメディア界の大御所3社の提携が発表された。ツイッター・ユーザーをテレビ番組の視聴に誘導するのが目的だ。

ツイッターは現在、テレビ番組についての会話が交わされる主要なソーシャル・プラットフォームとなっている。NielsenのツイッターTV格付けレポートによれば、2013年第2四半期にはアメリカ国内で1900万人のユニーク・ユーザーが、放送中のテレビ番組について2億6300万件のツイートを行ったという。

今回の提携はこのトレンドを利用しようとしたもので、視聴者がツイッターから直接テレビをコントロールできる機能を提供する。また、これに併せて新しい広告システムも導入される。これはツイッターにとって、ソーシャルメディアが実際に視聴率を直接左右できるかどうかを試す初の機会だ。

この新しいサービスは「See It」と呼ばれ、Xfinity TVの加入者であれば、ツイッターから直接テレビ番組、映画、スポーツ番組にアクセスすることが可能だ。NBCユニバーサル・プログラムから配信されるツイートの下に「See It」ボタンが表示され、ユーザーはそれを押すことでTVのチャンネルを変えたりセットトップボックスのオンデマンドで番組を視聴したりできる他、ネットやモバイル端末での視聴、ハードディスクへの録画、リマインダーのセット、Fandangoを通じた劇場公開のチケット購入などが可能となる。

この機能はNBCユニバーサルの番組に限定して開始されるが、数か月のうちに他の動画配信サービスやTVネットワーク、ウェブサイトとも連動する予定だという。

NBCユニバーサルとツイッターは新しい広告システムについても提携を行う。広告主はツイッターのプラットフォームにアクセスできるようになり、ツイッター上でも広告を展開することが可能となる。

ツイッターとテレビのパートナーシップは、先週のIPO申請に続くニュースとなる。

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