恐らく10月20日、iOS 8.1がローンチされるだろうという噂だった。しかし、9月のiPhone/Apple Watchイベントでは完全に「行方不明」だったアップルのiPadがこれに近いタイミングで同様にスポットライトを浴びることになりそうだ。

実際Re/codeのジョン・バツコウスキの報告によると、モバイルソフトウェアiOS 8.1のデビューにわずかに先立ち、新しいiPadは10月16日に発表されるという。これは10月にiPad発表というアップルのいつものパターンにも適合する。

まもなく、実際に我々が何を見ることになるのかを考えてみよう。

より大きなiPad(そしてMacも同様?)

次世代のiPad Air、そして新しいバージョンのiPad mini登場の確率は高い。噂ではこれまでの9.7インチと7.9インチのモデルに、新たに12インチバージョンが加わるだろうと言われている。同じくアップルの新しいモバイル決済システム「Apple Pay」を可能とするTouch IDの搭載の可能性も高い。

確かにこれは奇妙にも思える。いったい誰がそんな大きなタブレットを持ち歩いて店舗の支払いに使うのだろう?これにはiPhone 6と同様に短距離無線通信チップを搭載する必要がある。これは恐らく、タブレットでは単にオンライン・ショッピングでの支払いでApple Payを使わせたい、ということなのだろう。

またアップルは同社のデスクトップとラップトップの新商品については奇妙なほどにこれまで無言の状態だった。その分、恐らくCEOティム・クックとアップルの社員たちはMac、そしてまだ正式に公開されていないデスクトップ用のオペレーティング・システムOS X Yosemite、に関して議論する時間があっただろう。

しかしアップルはつい先日、開発者向けにMac OS X Yosemiteのゴールデンマスターの最初の候補版をリリースしている。これはこのデスクトップソフトウェアが一般に公開される直前のバージョンとなる。

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その他残っているこまごました事柄を片づける

これらコンピューターとデスクトップ用ソフトウェアの最終版が、アップルが新しいiPhoneを発表した時に約束した「iOSとOS Xとの統合」の鍵となるだろう。

iPhoneやiPad、Mac上のドキュメントやウェブページその他を簡単でシームレスに切り替えられることを目指したこの統合は、アップルのモバイルデバイスとコンピューター間のドキュメント同期ツールであるiCloud Driveのような機能の基礎を形成する。しかし今まではそういった機能は基本的に中途半端な仕上がりの状態(そして見たところバグだらけ)だった。

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うまくいけば、iPhoneとiPad用のオペレーティングシステムの最新版iOS 8.1でいまだに残っている様々な問題が修正されるだろう。またこのアップデートで、公式にApple Pay機能へのアクセススイッチが「オン」になるだろうと予想される。また同様に、iOS 8.0で削除されて人々が混乱してしまっていたカメラロールの機能も復活するだろう。この新しいソフトウェアで、これまでの使い慣れたiPhoneの写真フォルダーを復活してほしい、というユーザーからの要望は多い。

このバージョンでは、過去のバージョンのように何らかの機能が使えなくなったりといったことがないように祈りたい。

アップルの次のイベントの主役となるタブレットに関しては、ボタンダウンにジーンズという装いのアップル幹部たちが多数登場してプレゼンテーションを行うだろう。なにしろ近年iPadの販売は減少傾向であり、アップルには消費者の欲求に「火をつける」ような魅力的な商品を発表しなければならないという大きなプレッシャーがかかっている。我々が実際にiPadの人気に再び火がつくのか燃え尽きてしまうのかを知るために、それほど時間は必要ないだろう。

トップ画像提供:Max Herman for Shutterstock.com

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