いつも通り、火曜日のアップルの発表はかなり芝居がかっていた。

CEOティム・クックによる「ワン・モア・シング」(かつてのスティーブ・ジョブズのお約束だった)と後半のU2の曲に関する発表の間に、アップルはいくつかの新たなガジェットを発表している。

iPhone 6 Plus

アップルは5.5インチのディスプレイを持つ、これまでで最も大きなiPhoneを発表した。このファブレットはこれまでのiPhone 5Sよりも185%も多いピクセルを搭載しつつ、その厚さはiPhone 5と比べて0.5mm薄い7.1mmとなっている。さらにバッテリーに関しては24時間の3G通話が可能になった(おそらくスマートフォンユーザーはここが一番気になるだろう)という。しかし、そのパフォーマンスは新たな64ビットのA8プロセッサーによって速くなっている。iPhone 6 Plusの価格は16GBの299ドルからスタートし、64GBで399ドル、128GBが499ドルとなる(全て2年契約の場合)。

iPhone 6

物理的にこの端末は「小さくなって」はいるが、iPhone 6は4.7インチのディスプレイを搭載しており、過去のどのiPhoneよりも実際は画面が大きい(iPhone 5Sのスクリーンはたった4インチだ)。64ビットのA8チップによってCPUパフォーマンスでは25パーセント、グラフィックパフォーマンスでは50パーセントの高速化を実現している。iPhone 6の価格は16GBの199ドルからスタートし、64GBで299ドル、128GBで399ドルとなっている(全て2年契約の場合)。

Apple Pay

「Apple Pay」はクレジットカードを持ち歩かなくても実際の店舗で支払いのできる新たな仕組みだ。自分のiPhoneのApple Payアプリにクレジットカードを追加しておけば、店舗にあるターミナル(店舗がApple Payに加盟している必要がある)に向けてアプリをタップするだけで支払いが完了する。Apple Payはセキュリティのため、Touch IDの指紋認証と「セキュア・エレメント」と呼ばれる新たなハードウェア・コンポーネントを使ってユーザーのクレジットカード情報が正しいことを確認する。

Apple Watch

Apple Watchは時間を知らせる以上のことをしてくれる。この手首に装着する時計型のウェアラブル端末には、iPhoneの通知を受け取ったり、あなたのフィットネス活動を記録したり、他のApple Watchと通信したりユーザーの心拍数を計測したりと、非常に便利かつ巧妙な機能が満載だ。外部の開発者は公開されるWatchKit SDKを使用して専用のアプリを開発することができる。Apple Watchは来年の初めに発売され、価格は350ドルの予定だ。

その他…

販売が落ち込んでいるにも関わらず、新しいiPadは発表されなかった。噂されていたアップルのHomeKitで統合される新たなスマートホーム製品の発表もなかった。女性のプレゼンターもいなかった(ステージに登壇する女性すらいなかった)。

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以上が今回のアップル発表の概要だ。満足?物足りない?Androidユーザーだから関係ない?皆さんの感想はいかがだったろうか。

画像提供:Stephanie Chan

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