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アップルとグーグルの両社にはTV戦略がある: 彼らのストリーミングデバイス、Apple TVとChromecastにアップデートが行われた。しかし間もなくこれらのデバイスが菓子か何かくらいの勢いで売れていたAmazon.comにおいて、その居場所を失うことになる。

Bloomsbergによると、アマゾンはこの両デバイスを店舗の棚から引き上げる事を計画しているという。

アマゾンからベンダーに送られたメッセージには、同社のストリーミングサービスであるPrime Videoのサポートが欠けている事が、取り扱いをやめる理由だと述べられているとBloomsbergは付け加えている。

アマゾンは自社のFire TVをただのビデオサービスのためだけのものだと考えていない。アマゾンのストリーミングサービスを再生するRokuやXbox、Playstationのコンソールも販売が継続される見通しだ。

だが話はリビングルームよりさらに広く展開されるかもしれない。

TVは手始めに過ぎない

先月、アマゾンがFire TVに音声操作機能のAlexaを追加した。このアップデートにより、アマゾンの販売戦略にまた違ったコンテキストが生まれたのかもしれない

Alexaの技術は今年の頭に発表されたアマゾンのスマートスピーカー、Amazon Echoにとって不可欠な部分だ。レビュワーおよびアーリーアダプター達からEchoは好意的な反応を得た。スマートテクノロジーの現状を考えると、Alexaの出来は良いといえる。

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自然言語を理解できるため、ユーザーはこの筒状のアプライアンスにカジュアルな感じで話しかけ、その日のニュースや天気、交通状況を確認したり、(アマゾンのサービスももちろん込みで)ストリーミングサービスにアクセスしたりできる。

他にもBelkin WeMo、Philips Hue、SmartThings、Insteon、Winkなどのスマートホームガジェットを音声操作することができる。

言い換えれば、AlexaはアマゾンのSmart TVとスマートホームの取り組みの接点になっているわけだ。アップルもいずれは同じ道を辿ることになると予測される。

戦いの場所はリビングルームか、家全体か

アップル最新のTVには音声機能としてSiriがサポートされており、アップルはこれまでと同じような感じで下準備を進めることが出来る。

グーグルも音声機能、TVおよびスマートホームに様々な方向から取り組んでいるが、グーグルがこれをいかに統合するのかについてははっきりと見えていない。小さなデバイスであるChromecastにマイクが装備されるというのは想像しにくいが、Google Castの技術がどうなるかは、他のデバイスの開発の次第にもかかっている。

グーグルの最新Chromecast
グーグルの最新Chromecast

アマゾンの取り扱い停止の件は、ライバルとなるストリーミングハードを蹴落とすための手段なのか、それともスマートホームで競争する事になる相手が体制を整える前にお見舞いする最初の一撃となのか。ひょっとするとその両方かもしれないが。

どちらにせよ、リビングルームをめぐる戦いは、家全体にまで拡大するその始まりにすぎないように思える。

アマゾンから即座に回答を得ることはできなかったが、彼らからの答えがもらえ次第、アップデートは行う予定だ。

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