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噂は正しかった。マイクロソフトは、主に旧ノキアの携帯電話機事業から7,800人を解雇し、関連資産の76億米ドルを損失処理する見込みだ。

この評価損は、昨年ノキアの携帯電話部門を買収した72億米ドルを上回ることになる。

これは、ノキアに対する賭けが上手くいかなかったことをCEOサティア・ナデラが実際に認めたということだ。 マイクロソフトは買収以降、スマートフォン市場で発展を遂げることはできなかった。むしろ、逆行してしまった。今年初め、Windows Phoneの市場シェアは3%以下に下落している。

Windows Phoneはまだ死んではいないが、同社は体制を一新しつつある。ハードウェアでなく、ソフトウェアがその出発点だ。

「われわれはスタンドアローンの電話事業を成長させるための戦略から、わが社の第一の端末群を含め、強固なWindowsのエコシステムを生み出し、成長させるための戦略に移っています」とナデラは従業員へのメールで述べている。 「モビリティ分野で長期的に改革する力を維持しつつ、短期的には、より効果的な携帯電話の製品ラインに集中して取り組みましょう」。

したがって、「携帯電話の製品ライン」はまだ存在するが、Lumiaシリーズが近い将来にたくさん発表されるのを期待しないほうがいい。アップルは年にわずか1、2種の新機種で市場を制覇することに成功した。マイクロソフトはおそらく同じことをしようとしているのだ。

携帯電話機部門でこのような抜本的な変革を行うのは、マイクロソフトがモバイル事業から完全に手を引く予兆とみなされるかもしれないが、それは時期尚早だ。 Windows 10 Mobileは間違いなく新機能を搭載しており、それを実行するハードウェアが必要になるからだ。

さらに重要なのは、ナデラが従業員に対し、「携帯電話を含め、わが社の第一の端末群に全力を傾ける」と語ったことだ。

マイクロソフトのモバイルの未来

ナデラは続けて、マイクロソフトの携帯電話事業をより効率的にし、「より良い製品」を生み出して「市場に対応するスピード」を改善すると述べている。

「われわれは、企業顧客が必要とする最良の管理、セキュリティ、生産性のエクスペリエンスを提供し、携帯電話ユーザーが望む通信サービスを見極めるのです。Windowsが彼らに愛される最も重要なデバイスになるということです」。マイクロソフトのCEOは、従業員に宛てたメールでこのように書いている。

もしもあなたが絶対にマイクロソフト製のスマートフォンを使う必要があるのだとしたら、Windows 10 Mobileの携帯電話が選択肢となる。しかし同時に、そのソフトウェアは大多数が利用するiOSやAndroid上でも動くようになっている。

マイクロソフトの戦略は、スマートフォンが年々進歩する市場においては、賢明なものだ。ハードウェアは発展し、主な戦いの場が今やソフトウェアになったのだ。

そして、それはマイクロソフトがまだ開発者からのアプリを求めているとも言える。同社は現在、新しいWindows 10のユニバーサルアプリに、Android、iOS、従来のWindowsやウェブからアプリを移植できるようにしている。それら4つからユーザーを獲得するのに十分なタイトルがあれば、同社はユーザーに誇れるようなアプリケーション・ストアを構築するチャンスを得ることになる。

デスクトップ、ゲーム機、ラップトップ、タブレット、そして今日人員が削減されたスマートフォンから、そのアプリ・ストアは利用できるようになることだろう。

画像提供:Microsoft

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