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フェイスブックはまだピークを迎えていない。しかしその時は遠くはないだろう。

13.5億人もの人がフェイスブックを使っている中、先週火曜日に催された第三四半期での会計報告であるようにその伸び率は鈍化している。フェイスブックの月間アクティブユーザー数はこの期では前年比で13.5%の伸びをしめしている。第二四半期では15%、去年の第四四半期では16.3%だった。

この鈍化し続ける成長率はある問題を浮かび上がらせる。とは言っても羨ましい話だ。既に多くの人がフェイスブックを使っているため、更なるユーザーを開拓するのが難しいのだ。途上国において肝心のネットサービスが無いおかげだ。

ではこの企業の成長がネットに依存するのであれば何をするべきなのか?まだネットにアクセスできない人々にネットをもたらすのだ。

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フェイスブックの月間アクティブユーザー数

規模が大きくなれば目標も大きくなる

報告会の最中、CEOのマーク・ザッカバーグは企業の10年計画について触れた。その中で、フェイスブックのInternet.orgイニチアチブを通じたネットアクセスの拡充や人工知能、Oculus Riftのような最近買収したハードについて触れている。

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フェイスブックのCOO、シェリル・サンドバーグは、ザンビアにおけるAirtelとのパートナー契約などを例に挙げ、まだサービスを提供していない国において自社が成長できる余地はあると付け加えた。これはネットへの無料アクセスを提供するものであり、もちろんフェイスブックへのアクセスも含まれる。

中国の金盾(検閲システム)はフェイスブックが直面する別のハードルだ。これによって2009年以来、国内14億のフェイスブックユーザーがブロックされている(中国では一握りの極限られた人だけがプロキシ経由でフェイスブックを利用することが出来る)。ザッカバーグは発表会で中国における事業のチャンスについて極力強調したが、9月に公表された中国側のコメントでは、フェイスブックが近いうちにサービスを自由に提供できる事はないという。

WhatsAppとInstagramは中国でも使えるが、香港でのデモの写真や動画が投稿されて以来、中国政府はInstagramをブロックしている。

ザッカバーグは「我々はこれらの国といい関係を築くために10年以上取り組んでいる」とコメントしている。

鈍化する成長にも関わらず、フェイスブックは収入を上げることに困ってはいない。この四半期で、この企業は32億ドルを挙げた。これらの利益の多くはモバイル方面の活動によるものだ。モバイル広告がフェイスブックにもたらす利益は、全体の2/3にもなる。

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フェイスブックの収益

WhatsAppはどうなっているのか?

フェイスブックは今年170億ドルで買収したWhatsApp部門についての財務報告も公表した。フェイスブックは150億ドルで営業権を手にしたと考えているが、これは実際に支払った額と、その価値との開きによるものだ。

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WhatsApp部門についての財務報告資料の一部

WhatsAppはまだ収益を上げるに至っていない。2013年、1000万ドルの収益を挙げたが、最終的に1億3800万ドルもの損失を計上している。フェイスブックとは違い、WhatsAppは年会費の1ドルが収益となっている(もっとも最初の一年は無料だ)。今の所、このサービスは広告フリーだ。

トップ画像提供:Mark Zuckerberg

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