要注意!Facebookがティーンエイジャーに拡声器を配り始めた

Facebookはこれまでずっと、成人ユーザーに対して個人の詳細な情報をできるだけ公にするよう呼びかけてきた。そしてついに、18歳未満のユーザーに対しても彼らの情報を公開するよう公式に要求した。ティーンは広告の格好のターゲットになってしまうかもしれない。

Facebookは、18歳未満のユーザーがポストの設定を「公開」に変更できるようになったと発表した。これまで13歳から17歳までのユーザは、ポストの公開範囲を「友達」や「友達の友達」などに制限されていたのだ。さらに、今後は18歳未満のユーザーも自分のアカウントの「フォロー」設定をオンにすることができるようになり、フォローされれば公開したポストが相手のニュースフィード上に表示されるようになる。

おそらくインパクトを緩和するためだろうが、Facebookは新規の18歳未満ユーザーのデフォルト公開設定を「友達の友達」から「友達」に変更した。

この設定変更はInstagramとの連携にも適用され、13歳以上のユーザはフィルタリングされた画像を世界に共有することができるようになった。ティーンエイジャーがポストの公開範囲を広げようとした場合には、最初の数回のみ、「公開」されたポストは誰でも閲覧が可能である旨を警告するポップアップが表示される。このため、Facebookはこの新しい設定よってティーンエイジャーのプライバシーと安全性は実質的には増加するはずだと主張している。

teen-posts

今回の変更は、Facebookでティーンエイジャーのユーザーが減少している状況に対応したものと考えられる(ティーンエイジャーの多くは、Snapchatのようなプライベートなメッセージング・サービスを好んでいる)。

プライバシー問題の認識

これでFacebookは、ティーンエイジャーの情報公開を許しているソーシャル・ネットワーク(Twitterを含む)の仲間入りをしたことになる。

ティーンエイジャーはソーシャル・メディアのヘビーユーザーだが、研究によれば彼らは自分が誰と情報を共有しているかについて、十分にわきまえているようだ。最近のPew Internetの研究では、十代のFacebookユーザーの60パーセントが自分のプロフィールを「プライベート」に、つまり友達だけが写真とステータスの更新を見ることができるように設定していることが分かっている。

広がる広告チャンス

ポストを公開することによって、ティーンエイジャーはマーケターに対しても自身をさらけ出すことになる。公開されたポストのデータが広告に使われることもあるだろうし、なによりFacebookはユーザー自身も商品であるという事実を隠してはいない。同世代からのプレッシャーに敏感な十代は、ターゲティング広告の格好の標的になるだろう。

トップ画像提供:Nicola since 1972, CC 2.0(Flickrより)

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