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マリッサ・メイヤーの新しい米ヤフーのプランは、彼女の昔のプランによく似ている

2014.10.31 07:00 | Selena Larson | ReadWriteJapan編集部

それが何であれ

米ヤフーのCEO、マリッサ・メイヤーは、この二年半近くもの間、活力を取り戻す明確な戦略を打ち出さないまま、このごった煮のようなWeb企業に居続けている。今、彼女はコストカットを望むうるさ型の株主から圧力を受けており、Alibabaの株式公開で得た臨時収入を出資者に還元した。メイヤーは結局の所、彼女がこれまでやってきたことを更に推し進めると宣言した。

先週火曜日の四半期報告会で、メイヤーは自身のスタートアップ企業の買収戦略(これら企業が出したアプリの大半は、登場するやいなや跡形もなく消滅したが)を擁護した。メイヤーが参画した2012年、ヤフーは16億ドルをこの買収に費やした。これらの大半はソーシャルブログのプラットフォームであるTumblr(11億ドル)と、モバイルアナリティクス企業のFlurry(おそらくは3億ドルほど)の件で消えた。

関連記事:米ヤフーのスタートアップ潰し

メイヤーはこの買収によって企業は人材、構成要素となる技術、あるいはヤフーが別のビジネスを行う際に、それを補い拡張する為の戦略的な企業を得る事が出来たと主張し、TumblrやFlurryはこの戦略的スキームにおいて際立った存在だと位置づけた。彼女は更に、ヤフーとTumblrは今や10億もの、月に一度はサイトを訪問する「月間平均ユーザー」を集めていると付け加えた。

更に付け加えると、買収したスタートアップ企業の社員たちがヤフーのモバイル事業におけるチームワークを強化し、またその他の買収により、この企業の4つの柱「検索」「コミュニケーション」「デジタルマガジン」「動画」における重要な技術がもたらされたという。

ここ数ヶ月、ヤフーはモバイル及び広告ビジネスの強化のために買い漁っている。3月から6つの関連する企業に加え、写真・ドキュメントの管理関係の企業も2社買収した。ヤフーは広告業界において、オンライン及びモバイル広告においてシェアを拡大中であるグーグルやフェイスブックと争っている。

関連記事:フェイスブック広告がどこまでもユーザーを追いかけてくるようになる?

点と点をつなぐ

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メイヤーの買収戦略に関する投資家たちの懸念を緩和するためのチャート

メイヤーは彼女の投資とヤフーの想像以上に好調だった第三四半期の成績を即座に結びつけた。モバイルでの収益は年々2倍以上に成長していると彼女はいう。ネイティブ広告は強固で、この四半期の会計報告では6500万ドルの収益があったという。

「かつて我々が大々的に取り組んでいたビジネスに逆風が吹く中、我々はこの収益の成長を、モバイル、ソーシャル、ネイティブ広告や動画と言った、新たに投資した事業によって達成することが出来ました」と彼女は投資者に対する発表で語った

メイヤーは8箇所のオフィス閉鎖を含んだコストカット戦略についても触れた。これにより2000人のリストラおよび、65の製品が取り扱い中止になる。

狼はそばに来ている

メイヤーのプランは一部、物言う出資者であるStarboard LPへの対処である。Starboard LPは最近ヤフーに対し、同じく苦しんでいるネットの巨人AOLと合併してはどうかという手紙を送った。ヤフーとメイヤーは、彼女のリーダーシップに対する疑問から、会社の方向転換を迫られるプレッシャーに晒されている。

「我々は全員、この業界のアイコンといえる企業を再び偉大なものにするためにいるのです。そしてあっという間にここまで辿り着いきました。」と彼女は説明会で述べた。

トップ画像提供:Fortune Live Media

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