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ScreenShot2014

フェイスブックは新アプリ「Slingshot」によって若いチャット・ユーザーを取り込もうとしている。これはメッセージが「消える」アプリとして非常に人気があるSnapchatの座を奪おうとする同社の新たな試みだ。

Slingshotは月曜日にアップルのApp Storeに一旦登場した(米国をのぞく一部地域)が、どうやら「誤って」リリースされてしまったようだ。現在はフェイスブックによって取り下げられている。

このアプリケーションでは写真の撮影と共有を行うことができ、共有された写真は受信者が閲覧した後に消えてしまう。どこかで聞いたことがある機能だろう。フェイスブックのこの新しいアプリケーションは、目新しくもなければユニークでもない。しかしSlingshotがSnapchatと違っている点は、送られた写真を見る前に、自分も相手に写真を送り返すように要求されることだ。このアプリではユーザーの「リアクション」も撮影することができ、相手の写真を見た後に自分の顔がどう変化したかを相手に送り返すことができる。

撮影された写真は短期間のみSlingshot内に保存される。App Storeの説明によると、一旦ユーザーがブラウズ中に写真を「スワイプ」すると、その写真はもう閲覧できなくなるという。

フェイスブックの最初のSnapchat対策だった「Poke」は失敗に終わり、今年の初めにApp Storeから取り下げられた。その後もフェイスブックは短期間で消滅するメッセージ機能をなんとか自社のレパートリーに入れようとしており、Snapchatの買収のオファーをしたとさえ報道されている。

Slingshotは、送られたメッセージが消えるとは説明していない。しかし我々がSnapchatで学んだように、たとえ企業側が消えるという説明をしていたとしても、それは完全に消去されるという意味ではない。従ってもし友達と「sext(性的なメッセージを送り合うこと)」する目的で利用することを考えている場合、送った写真がたとえ友達側では見えなくなったとしても、それがフェイスブックのサーバー上には残っている可能性があることを覚えておいたほうがいいだろう。

フェイスブックは結局、こちらの問い合わせに対して以下のような月並みな声明を返してきた:

本日我々は、現在我々が開発中の新しいアプリSlingshotを、誤ってリリースしました。このSlingshotによって、ユーザーは日々の瞬間を直ちに多くの人々と共有することができるでしょう。このアプリはまもなく利用可能になる予定で、我々は皆さんがこれを試してくれることを大変楽しみにしています。

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トップ画像:Jose Rodriguez(Flickrより)
Slingshot画像:Apple App Store

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