Dropbox が写真を管理するプラットフォーム「Carousel」を発表
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Dropbox 社内に誰か、ドラマ「Mad Men」のファンがいたのではないだろうか。「Mad Men」の主人公ドン・ドレイパーがクライアントのコダックに対し、スライドショー用の機器「Carousel」のプレゼンテーションを行ったシーンとまさに同じように、Dropbox は同社のデジタルでクラウド指向の写真共有プラットフォームを発表した。名前も同じ「Carousel」だ。

(Dropbox の CEO ドリュー・ヒューストン は、ドン・ドレイパーというよりピート・キャンベルの方に似ている気がするが)

Carousel は、写真やビデオのアーカイブと共有に対する同社の新しいアプローチだ。同社は水曜日にサンフランシスコで行われたプレスイベントで発表を行った。ユーザーは写真を Dropbox 上に保存することができ、写真は撮影日時や撮影場所に応じてアーカイブされる。Carousel には iOS、Android アプリからもアクセスが可能だ。

Dropbox の幹部ジェントリー・アンダーウッドは Carousel がいかに使いやすいかを強調し、「思い出のすべてを一つの場所に保管できる」と述べている。相当量の画像を処理できるように設計されていて、デモでは1万枚もの写真を扱っていた。人が生涯を通じて撮る写真の量はそれくらい多数になることが予想されるため、Carousel がそれらを迅速かつ効率的に保管、アーカイブ、共有するために一役買おうというわけだ。

dropbox-carousel-photos-2デモを見た限りでは、ユーザーは自分が端末内に保存された画像ではなく Dropbox のクラウドにアクセスしているのだという違いをあまり感じていない様子だった。インターフェースがアップルのフォトストリームに非常に良く似ているのである。

Carousel では、メールアドレスまたは電話番号を通じて画像の共有が行われるため、相手が Dropbox ユーザーでなくても共有することができる。Android や iOS のユーザーであれば、どのデバイスからでも写真を保存、共有し、Carousel 内でスクロールして眺められるのだ。

Carousel は単体でも非常に便利なツールであるようだが、Dropbox は今回のイベントで他にも、Mailbox アプリやビジネス用コラボレーション・ツールなどを発表している。これらを組み合わせることで、グーグルやマイクロソフトに取って代わりたいという同社の野望はさらに堅固なものになるだろう。

Carousel についてもっと知りたい方は、Dropbox の公式ブログへどうぞ。

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