過去のヒット商品を復刻させる価値は多くの企業が認識している。新しいユーザーに喜んでもらえるような技術面の大幅なアップデートを施し、それに付随して、レトロ愛好家の需要も満たすことが可能だ。今回は代表的なケースとして、40年前の象徴的なカメラであるViewfinderOneStep 2として復刻させたポラロイド社に注目してみよう。

一瞬で終わるセットアップ


箱から出して2~3時間の充電が完了すれば、カメラはすぐに使えるようになる。狙ったものをすぐ撮れるため、マニュアルに目を通す必要は無い。Iタイプのフィルムか600インスタントフィルムがあれば、カメラから写真を3.1インチ四方で出力できる。今日の10代には目新しいフィルムとカメラは、プレゼントにもうってつけだ。別途アプリを使えば、写真をスキャンして焼き増しも可能だ。

レトロに詰まったモダンな機能


そのビンテージな見た目に反して、このインスタントカメラにはUSB充電で60時間の使用を可能にするリチウムイオン電池をはじめ、重要な機能を実現するテクノロジーが詰まっている。セルフタイマーのほか、暗い場所での撮影用にストロボも装備されている。

また、遠方までフォーカスできる高クオリティのレンズにより、あらゆるタイプの撮影に対応できる。レンズの横に露出計と絞りがついていて、0.5EV刻みでの露出の調整も可能だ。シャッターリリースや赤外線LEDも付いている。カメラには三脚の取り付け口もあるので、自撮りやブレの抑止に役立つ。

先代のモデルから、OneStep2は撮りたい画像のフレームを決めるのにバーチャルな視点を使えるなど、より直感的なエクスペリエンスを提供できるようになった。これも改良された光学ビューファインダーが、よりクリアかつ正確に画像を捉えられるようになったからだ。

さいごに

ポラロイドカメラのアドバンテージは、写真に一切のフィルターやデジタル加工がない点にある。一瞬を昔ながらの真実味に溢れた方法で捉えられる。スマートフォンのカメラに慣れていると、このインスタントカメラで満足いく写真を撮るコツを掴むのに手こずるかもしれない。

古き良き時代に憧れを抱く若者にとっては新しい潮流を生むことだろう。レトロな感覚を親しみを持ってもらうチャンスとして、クリスマスのプレゼントの候補に入れてみては如何だろうか。