ここ数年でWebデザインのトレンドと用途はテクノロジーのそれよりも大きな変遷を遂げている。2000年代に入って18年が経っても、Webデザイナーにとっての挑戦が未だに継続しているのが何よりの証拠だ。技術的な挑戦が求められる昨今、Webデザイナーにとっては厳しい局面が続いている。デザイナーはユーザーのニーズに応じたサイトを作っているが、今求められているものは、分かりやすくてユーザーフレンドリーあり、情報を得やすいということだ。また今日ではWebデザイナーもイノベーティブ且つ、あらゆるデバイスに対応可能で、企業の要望に対して一貫性があることが求められる。

モバイルブラウジングありきのデザイン


多くの人が携帯端末で買い物するようになってから、モバイルブラウジングは不可欠なものとなった。昔は小さい画面では使えなかったメニューや表示不可能な画像とアイコンも、モバイル向けに縮小されて表示されるようになり、より見やすいWeb体験に大きく寄与した。ここから2018年のトレンドへの道筋の多くをつけることになる。デザイナーが特に注力するのは機能性とアクセシビリティだ。デスクトップでもその進歩は止まることはないだろうが、それでもモバイルが2018年中にそれを追い越すであろうと考えられる点がいくつかある。

陰影効果


影の使い方はWebデザイン業界において不可欠だ。そしてWebブラウザの進歩により、視差効果やグリッドレイアウトなどに加え、影の使い方をデザイナーは考えるようになってきている。これにより画面に新しい奥行きが実現可能となり、これまで主流だったフラットデザインは過去のものとなった。影を使うことで、さらに万能な効果をデザイナーが生み出せるようになった。陰影によってサイトの美観を増幅させることができるだけでなく、ユーザー体験も向上する。柔らかく微妙な陰影が3D効果を生むのだ。

活発なカラースキーム


2018年はまさに色使いに注目が集まった年だった。これまではデザイナーの多くや企業はより安全な色使いを選んだ。しかし最新のトレンドとして実験的なことが好まれるようになり、尖った色使いも選ばれる傾向にある。活発な色使いには陰影効果や色の過飽和なども含まれる。水平方向でないヘッダーが使われるようになったのも、今日使われている挑戦的アプローチである。Taylorightなどのデザイナーは技術の進歩によって可能となった強烈な角度や切り込みを活用している。色をよりよく再現できるモニターやスクリーンも、派手な色使いで人目を引きつけるのに一役買っている。

背景のパーティクル


パーティクルは有効なソリューションだ。動画の背景を使ったウェブサイトではパフォーマンスの問題が生じるため、デザイナーはJavaScriptを使った軽量なアニメーションを使っている。これにより、読み込み時間が発生しないアニメーションが可能となっている。画像は多くの言葉より雄弁だ。それが動く画像であれば尚更だ。パーティクル背景は企業が人目を引くのに即効性のあるやり方だろう。モーショングラフィックは(主にソーシャルメディアユーザーから)益々多くの人気を集めるようになっている。

カスタムイラストとタイポグラフィ


フレンドリーで遊び心のあるウェブサイトの作り方において、イラストの活用は好まれる手法だ。サイトに親しみやすさと個性を添えられる。イメージやイラストはブランドそのものを表し、注目を集めるのに役立つ。よくデザインされたイラストはブランドだけでなくサイト自体にも顧客を呼び込みやすくする。

また、タイポグラフィはデザイン的に強力なツールだ。サイトに個性と感情に訴えかけるきっかけになり得る。サイトに正しいトーンを添え、また重要な情報をきちんと伝えられるだろう。最新技術によりデバイスの解像度はより細かく、解読性が高まり、多くのカスタムフォントを活用できるようになった。ブラウザによってはCSSの機能を使って自作のフォントをサポートするものもある。

ユーザー体験も向上する他、訪問者のエンゲージメントを保てるという特筆すべき点もある。WebページからするとヘッダーはSEO対策の鍵だ。必要な情報を順序よく並べることで、読者が査読するサポートの意味もある。2018年以降、デザイナーたちは書体をフル活用するようになるかもしれない。