人相認識技術はとうとう我々が夢見ていたSFの領域に到達しようとしている。我々はまさにその急速に進む革新の実現に立ちあわせているのだ。その変化の早さは機械学習の大幅な進歩やODM業者の盛んな競争、使える処理能力の向上などによるものだ。

人相認識技術の応用について考えるとき、どう言った肯定的な面があるのかを理解しておくことは重要だ。この点についてTrueFace.aiを設立したShaun MooreとNezare Chafniに話を聞いた。

 

人相認識技術は大幅に進歩しましたが、身近なものにもなったのだろうか?

Shaun: 残念ながら人相認識技術の幅広い製品への適用させることは未だに簡単なことではありません。そこで私達が考えた1つの方法は、人相認識技術の実装を簡便化する一連のツールを提供することです。それぞれのユースケース向けのものを提供することで、企業がより早く効率的に適用できるようになります。業界ぐるみで共に問題に取り組み、より多くのツールが出てくることで実装は簡単になっていくだろうと信じています。我々の狙いは自分たちが持つ技術でより総称的なアプローチを可能にするツールやソリューションをつくり上げることです。

 

では企業が技術的に人相認識技術の実装ができるようになったとして、Trueface.aiは彼らに何が出できるのでしょうか?

Shaun: まず何より最初に、Trueface.aiのソリューションはそのままの状態ですぐ使えるようになっていることです。業種や規模を問わずどのような企業にとっても簡単でシンプルなものです。APIやモバイルSDK、HTMLウィジェットを提供しているのも実装をシンプルにしました。ウェブサイトでサインアップしてドキュメントを参照したり、デモのスケジュールをいれることもできます。

Nezare: 企業が着手する場合、Trueface.aiのウェブサイトやモバイルアプリを通じて、一行のコードを書くこともなく我々の優れた人相認識技術を使うことができます。加えて静的画像から成りすましを検知のためのプロプライエタリな機能や、150カ国以上からのドキュメントを使った認証、AML/PEPサンクションチェックや、公のソーシャルメディアから集めた情報を使って本人確認のための質問を生成するWeb認証などの利用も開始できます。考えられる限りのセキュリティを保証しつつも、企業にとって日々負担のないシステムにしようとしています。このため私たちはすでにオンライン認証サービスやフィンテック関連のスタートアップ企業、レンタル業者などの顧客を常に探している状態です。

 

 

人相認識技術に着手しようとしている企業にとってのTrueface.aiの役割とは?

Nezare: Trueface.aiはイノベーティブでセキュアなID管理を求める企業に技術の橋渡しをするものです。先日、グローバル企業のセキュリティ向上のための新しいID認証ソリューションを発表しました。重要な情報のやりとりや取引の多くは今後もオンラインにシフトしていくと見ており、信頼ができるデジタルID認証ソリューションは需要が高まることでしょう。今のところ我々はAPIのほかにコードフリーのソリューションも提供しており、企業が導入の希望をされればすぐにでも可能です。また口座開設や高額取引の安全確保、代理人による手続きやeラーニングなどの際の認証もよりシンプルなものになります。

 

現在の人相認識技術はどれほど安全なのか?

Shaun: パスワードやキーカードなどほかの手段は簡単に漏洩してしまうことを考えると、現在のID管理において、人相認識は最も安全なものだと考えています。

 

人相認識技術はオンラインID偽証を防ぐものになるれるのか?

Nezare: 人相認識技術は既にオンラインID偽証を防いでいます。我々は2013年に成りすまし検知に焦点を当てることにしました。その結果、今や我々の技術は市場唯一の2次元画像から成りすましを検知できるものになっています。これにより、我々のパスワードなどの保証もされる。

 

人相認識技術が抱える一番の課題とは?

Nezare: 人々への認知。人相認識技術のコストと利点について、そしてセキュリティや利便性、効率においてほかの手段と比べてどう優れているのか、世間への認知を高めることをなにより頑張らなければなりません。

 

今後、人相認識技術でどういったことが起こると見ていますか?

Shaun: この技術は今後もすごい速度で改善し続けていくでしょう。今中国で起こっていることを見るにつけ、自分たちの将来を垣間見るようです。SenceTimeは人相認識で5億人を識別する処理をしており、すなわち日常生活におけるユースケースを可能にする技術が大きく改善しているということだ。