次の技術革命が進行中である。進歩する人工知能(AI)と機械学習が優れたデバイスと組み合わさること
で、インドの小規模農園からアメリカの大企業まで問わず、あらゆる業種や業務に変革をもたらしている。

では幅広い業界でAI化されたIoTがどのような変化をもたらしているのだろうか? そのことを知るには2月に計画されているIoT in Actionというイベントに参加することをおすすめするが、この記事ではMicrosoftで主要な分野を幾つか手がけるSteve Claytonの話を取り上げることとする。

 

AIの隆盛

AIが登場してすでに数十年になるが、Steve氏はそのインタビューで、コンピュータが人間のようにやり取りできるようになる
ための大きな転換点が3つあったと述べている。

まずはビッグデータである。AIに情報を与えるための大量のデータがセンサーやPC、携帯などのデバイスから生み出される。次に大きな発展を遂げたクラウドコンピューティングがもたらす無限とも言えるような処理能力である。最後に機械学習などを含むAIや機械学習自体の大きな進歩もあり、これらが合わさってAI機能を持ったIoTが可能となる時代が来た。

 

終端デバイス

Steve氏は上述の3つの転換点に加え、4番目に終端デバイスのIoT化を挙げる。少し前までAIや機械学習はクラウド上で行われるものだった。だがこれも変わりつつある。AIは益々IoTデバイスで行われるものになってきており、クラウドの依存は減ってきている。

Steve氏はそのインタビューで、農業などこれまで先端技術とは無縁と考えられていた業界を終端デバイスがどのように変えているかという優れた例を挙げている。農家は常に計画通りにことが運ぶ道を模索しており、そんな彼らが必要としているのは土壌の温度や密度、湿度といった畑を運用していく上で判断基準となるデータだ。だがクラウドとの接続性が確保できない環境でどうやってデータを集めることができるのだろうか?

その答えがAI機能を持った終端デバイスである。MicrosoftのFarmBeatsというプロジェクトでは、農家がセンサーを使ってデータを集める上でIoT技術を投入している。これらセンサーは自分たちで処理を行い、後で使うためのデータを貯めておける。クラウドへの依存が減少し、より多くの情報から決断を導き出すことができるようになる。

 

求人市場に及ぼす影響

IoTはその独特のやり方であらゆるビジネスを変えていっているのは言うまでもないが、ほかの技術革命と同じように求人市場にも変化をもたらしている。歴史的に自動化は失業者の増加を招いてきたが、これは同時に思いもしなかった形の求人も生み出してきた。

AI機能を持ったIoTに関してもこれは言えることだ。Microsoftなどのテクノロジーをリードする企業はこういった動きを歓迎し、政府そのほかの団体との提携を進めている。求人市場の変革に備えることで、求職者は新しい役割を担うためのスキルを手に入れ、雇用者はビジネスを先に進めるに足る求職者を手に入れることができる。

機械学習やAI、IoTでも同じコンセプトが適合する。例えばAIのバイアス判定など、これまで考えつかなかった新しい職業が今では見られるようになってきている。これから3-5年で、全く新しいキャリアプランが生まれてくることも期待されている。

 

2月13日 サンフランシスコで予定されているイベント IoT in Action

IoTの進化は止まることなく、AI化されたソリューションは国を問わずあらゆる業界でどんどん見られるものになっていくだろう。そして今こそIoTであなたのビジネスを変える時だ。

手始めに、2月13日にサンフランシスコで予定されているIoT in Actionというイベントを見てみることをおすすめする。MicrosoftとReadWriteによる一日の無料イベントで、あなたが必要とするAI化されたIoTがどういったものかがわかるだろうと思う。IoTがもたらすチャンスの大きさと、そこであなたに何ができるかを知ってほしい。

IoTソリューションが日々あるただの冷蔵庫をスケーラブルでスマートな冷却サービスに変え、鍵のセキュリティ問題を解決するように注目しよう。あなたのIoTソリューションのコンセプトを実現するパートナーを見つけよう。

MicrosoftのSteve Claytonのインタビューはこちらから
The Promise of IoT & AI from Microsoft Chief Storyteller Steve Clayton