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Googleの自動運転車部門がカーシェアリングサービスの実現に一歩近づいた。乗客をピックアップする場所を正確に特定するための特許が認められたのだ。

Patent Yogiが最初に注目したこの特許は、ユーザの現在地を考慮してピックアップするべく最寄りの場所を検知する技術であり、ユーザがある場所を選択すると自動運転車がそこを目がけてやってくるというものだ。

Googleがこの特許を出願したのは2015年で、それが公開されたのが2016年12月のことである。Googleは都市部では自動運転車で入れないところがあるため、乗客をピックアップできる最寄りの地点を探せるロケーションファインダーの必要があると考えていた。

ロケーションファインダーは、数分ごとに交通状況や緊急サービスの稼働状況などを更新し、最短のルートを検索する。そして、ピックアップの場所はGoogle Mapでチェックされるという。

この特許は、Googleが山のように持っているほかの特許同様、使われないかもしれない。だが、同社のカーシェアリングサービスプラットフォームを作り上げようとする意気込みはここから見て取れる。同じく自動運転タクシーに取り組んでいるカーシェアリングサービスのUberもこれを気にかけているだろう。

走行距離数を伸ばすWaymo

Googleの自動車部門であるWaymoは、すでに150台の車を路上に送り出している。そのうちの100台はフィアット・クライスラーのミニバンを改造したものだ。路上テストはサンフランシスコ、カークランド、フェニックス、オースティンで実施されている。

同部門はカーシェアリングサービスの計画について何も公表していないが、GoogleのナビゲーションプラットフォームWazeは、すでにサンフランシスコでテストされた機能を取り込んでいる。Waymoも今回のカーシェアリングサービスに一枚噛むか、自前でサービスを展開するつもりなのかもしれない。

自動運転車をめぐる競争は熱を帯びており、BMWは自社が展開するカーシェアリングサービスReachNowに参画する車のうち、4万台は自動運転車のベータテストを兼ねているという。Uberもまたミシガンのウィクソムに自動運転車の研究センターを設立すると言っている。

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