Panasonicが、2017年にラスベガスで開かれたConsumer Electronics Show(CES)で、未来的な内装が施された自動運転コンセプトカーを発表した。

Panasonicの取締役は、そのイベントで、人々を目的地まで運ぶ「ドーム状」のキャビンについて語った。乗客は前を向くのではなく、互いに向き合うかたちで座り、中央に置かれたテーブルは操作盤を兼ねている。

ハンドルやブレーキ、アクセルなどのペダル類はついておらず、自動運転のレベルでは最高のレベル5に相当する。しかしほとんどの州と国ではレベル2までを法律上認めており、一部レベル3まで合法化しようとしているところである。技術の進歩と法整備のスピード感が異なってくるのは仕方ないことだろう。

さて、Panasonicは、自動運転になることで人々の車内での過ごし方が大きく変化すると考えている。路上に集中する代わりに、動画を見たり、書類をチェックしたり、ゲームで遊んだりするようになるのだ。

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人間の制約がなければ、自動車はより自転車や通行人に優しい形状に姿を変えていくだろう、とPanasonicは考える。今回発表されたドーム状の車は、これまでの自動車よりも専有スペースが小さく、より少ないエネルギーで走ることができるだろう。

完全な自動運転の実現には、安全な走行のためのインフラや法制度の整備状況にもよるが、あと数年はかかる。Panasonicは今後も自動運転車のテストを継続し、そのデータを自動運転車の未来につなげていく。

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