先週、2台の改造シトロエン C4ピカソ車がLevel 3(運転手がよそ見している状態)でパリからアムステルダムまでの道のりを走破した。

300kmに及ぶその試みは、PSA Group(シトロエン、プジョー、DS Automobilesからなる)が行ったThe Experienceというイベントで参加者に披露された。

The ExperienceはオランダがEUの交通省向けに行った非公式のイベントである。

イベントの数日前、欧州理事会は政府と共に自動運転に関わる製造業車に対し、さらなる研究開発の推奨、規制の変更、インフラ面でのサポートを約束するという声明を出した。

規制の変更は欧州の路上でテストを行う製造業車達にとっては非常に重要だ。
現在、Level4(運転以外の事に気を取られる)およびLevel5(運転手がいない)という状態はEUで運転する上で認められていない。だがTesla、Audi、Googleといった企業はまさにそう言ったシステムをここ数年で実現しようとしているのだ。

自動運転システムのテストで自信を得たPSA Group

PSA Groupは、「EUの交通大臣を運転席に乗せられる」というほど自動運転のシステムの正確さに自信をもっている。
この実績を踏まえ、欧州交通運輸省が将来的に、運転手のいない自動運転のテストに踏み切る際、PSAに特権的な立場を与える事になるかも知れない。

PSA Groupは母国のフランスでは既に特権を得ており、自動運転のテストを行える唯一の企業である。所有する4台の自動運転の走行距離は承認を得た2015年7月以来2万キロを超え、パリからスペインのビーゴ、パリからボルドーを走破した。

PSA Groupは2018年までに自動運転機能を幾つか追加し、2020年までに完全な自動運転システムの投入を予定している。大臣の合意がそれまでに間に合う事を祈る。

(ReadWrite Japan編集部)

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