クラウド市場において誰もが認めるリーダーであるAWS(Amazon Web Services)は、
株主に向けて今年の年間売上が100億ドルに達すると発表した。

去年79億円だった売り上げが2016年に100億ドルに達するというのは非常な急成長だ。
このeコマースの超大手はNetflix、Pinterest、Adobeなどを含む100万の顧客が
AWSを使っていると述べている。

CEOのジェフ・ベゾスは「Amazonは最速で年間売上1000億ドルを達成した企業となった。
今年はAWSの年間売り上げが100億ドルを達成し、これは過去にAmazonが100億ドルを
達成したペースよりも早いものだ」と語る。

ベゾスは低い利益率をキープしてAmazonを経営し続けているが、AWSの収益については19億円と
このルールに当てはまらない。原因の一つに大変高い評判が挙げられるだろう。
1番手になるのに多くを投資する必要もない。

AmazonはAWSの拡充を続け、今ではあらゆるタイプの企業に対応するべく
70のサービスを展開している。また33の地域(あるいはAWS的にいうとAvailability Zone)で
利用でき、今年はさらに12増加するという。

他社から大きくリードするAWS

AWSがどれほど他社より先を行っているかについてだが、これは他14社のIaaSプロバイダが
合わさったものの10倍の規模を誇っている。これに太刀打ちできそうなのは
140万人の顧客を抱えるAliCloudサービスを2014年から展開するAlibabaくらいなものだ。

“AWS,マーケットプレイス、PrimeといったサービスはどれもAmazonが大胆な賭けに出て成功した例だ。
そして我々はこれらを会社の3つの大きな柱にすることが出来た。これにより
わが社は大企業となった。そして大企業にしかできない事は存在する”とベゾスは語る。

AWSは既にIoTや人工知能、さらにはスーパーコンピュータのベンチマークといった
新しい技術に投資している。
ある投資家はこれによりAmazonという存在はeコマースだけでなく
他の意味においても日々欠かせないものとなると言っている。

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