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スウェーデンの自動車メーカー Volvoが今年中国で最大規模の自動運転車のテストを行う
予定だ。100台の自動運転車が中国の路上を走ることになる。

既にVolvoはConsumer Electronics Show(CES) 2016で、自動運転車のプロトタイプを披
露してる。車内でNetflixを視聴することが出来、Ericssonとのパートナーシップにより旅
行中でもネット接続が確保できるとの事だ。

「自動運転は路上の安全に大きく貢献するものです。これが世に出るのが早ければ早いほ
ど、より多くの命が救われることになります」と、北京のカンファレンスに出席した社長
兼チーフエグゼクティブのHakan Samuelssonは語った。

自動運転車に乗り出すのは中国のGeelyが所有するVolvoの子会社、Volvo Carsになるだ
ろうと考えられる。だとしたらGEやFord、Google、Tesla、Uberなどが鎬を削っている
米国ではなく中国でテストを行うという決定も理解できる話だ。

Volvoが中国の自動車市場に進出するのはこれが初めてではない

Volvoが中国の交通インフラのために投資するのはこれが初めてではない。Times Liveに
よると、2012年Volvoは地方から向上に出稼ぎに来る工員のための交通安全リサーチセン
ターの設立運営を中国政府と取り組んでいる。

Volvoは同じような取り組みを、本拠地であるスウェーデンのヨーデボリでも進めている。
S90セダンは自動車線変更などのいくつかの自動運転機能を備えたスウェーデン初の車に
なる予定だ。

「自動運転に必要なのは技術だけではありません。正しいルールや法律も必要です。自動
運転車が路上に出回るためにも、政府はできるだけ早く規制の整備を行う必要があります。
これは自動車業界だけではどうにもなりません。政府の力が必要です。」とSamuelssonは
語る。

自動運転車第一号を市場に出すための競争は熱を帯びてきており、数多の自動車メーカー
たちが何らかの形でこれに投資している。規制をする側である政府の認可さえ出れば、こ
の競争は更に加熱するだろう。

だがしかし、VolvoやAudi、BMW、GE、Fordといったメーカーは自動運転技術に取り組
みだしてから2年しか経っておらず、彼らのシステムがどれほどのものになのかを我々は
未だ分かっていない。片やGoogleなどは取り組み始めて4年たっており、障害物検知やオ
ートメーションと言った分野では他社より大きく先駆けていると考えられる。

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