グーグルが有償のAndroidアプリ翻訳サービスを開始

モバイルアプリは今や世界的な現象である。AndroidOSも同様だ。デベロッパーにとっては海外へのアプリ展開を手軽に行えることが必要になっている。こうした中、グーグルはデベロッパーなら誰でも利用可能なアプリの翻訳サービスを開始したと発表した。

アプリ翻訳サービス(App Translation Service)の構想については、今年の5月に開催されたグーグルの I/O デベロッパー・カンファレンスにおいて言及されていた。デベロッパーが自分のアプリを英語から各国の言語に翻訳するために世界中の翻訳家を雇えるというものだ。ペルシャ語にもロシア語にも、もちろん日本語にも翻訳できる。デベロッパーはGoogle Playサービスを通じて翻訳のプロフェッショナルを雇い、アプリを世界各国に向けて、その国の言葉で展開することができるようになる。

グーグルによれば世界では毎日150万ものAndroidデバイスが起動されており、これらのスマートフォンやタブレットの圧倒的多数は英語を第一言語としない国々で使われているという。5月のI/O デベロッパー・カンファレンスでは、決済方法も含めた一通りのアプリのローカライズを行うサービス・スイートについても言及されていた。こちらは、デベロッパーが各国の様々な通貨や支払い方法にアプリを対応させるといった本格的な国際化に向けた支援を受けることができ、ローカライズしたアプリのテストも行えるようになるというものだ。

国によっては販売できないアプリや、アプリ内課金が行えないケースもあるため注意が必要である。無料アプリの場合はユーザーがGoogle Playアプリストアにアクセスできる環境であればどこでも配布することができるが、有料アプリの販売やアプリ内課金ができるのは、グーグルが決済を受け付けている国に限定される。対象となる国は非常に多く、AはアルバニアからZはジンバブエまで、主要な国はほぼサポートされている。実際にアプリをローカライズする際にはグーグルの公式リストを確認したほうがいいだろう。

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