google_smartwatch_patent
グーグルのスマートウォッチ特許

グーグルが LG と協力してスマートウォッチ開発に取り組んでいる可能性が、今かなり高まっている。新たなリークによれば、推定されるそのスペックと発表のタイミングが明らかになった。その発表は恐らく、6 月後半にサンフランシスコで行われる Google I/O デベロッパー・カンファレンスで行われるだろう。

ガジェットのリークで有名な @Evleaks が、グーグルのスマートウォッチの部分的なスペックをツイートした。それは 280×280 解像度の 1.65 インチ LCD ディスプレイを搭載し、512MB の RAM と 4GB の内部ストレージを備えている。今のところ不明なのはプロセッサーとバッテリーサイズだ。プロセッサーとバッテリーが、そのスマートウォッチのパフォーマンスや機能性、そして駆動時間を決める鍵となるだろう。

参考までに、サムスンから実際に発表された Gear 2 スマートウォッチは、320×320 の解像度をもった 1.63 インチスクリーン、1GHz のデュアルコア・プロセッサー、チャージなしで 3 日間連続動作するとされる 300mAh バッテリーを搭載している。グーグルのスマートウォッチと同様に、Gear 2 には 512MB の RAM と 4GB のストレージが搭載される予定だ。

関連記事:サムスンのGear 2とGear Fitスマートウォッチは独特だが印象的だ

スペックの先にあるもの

今のところ不明なのは、これらの手首に装着する小型のコンピューターに一体何をさせるのかという点だ。大雑把に分けると現在のウェアラブル市場は、手首につけられるフィットネス・デバイスか、通知/コミュニケーション・デバイスのいずれかだ。

サムスンのような一部の会社がこのギャップを埋めようとしているが、今のところ成功には至っていない。噂によるとアップルは、同社の iPhone とウェラブル・デバイス用の恐らくは一種の健康アプリに関して、FDA(アメリカ食品医薬品局)にコンタクトしているようだ。

グーグルは、ウェアラブル・コンピューティングというものを実現するのに必要ないくつかのアイテムをすでに手にしている。まず、同社には Android がある。Android は 4.4 KitKat のアップデートによって、メモリとバッテリー寿命が少ないデバイスにも適合できるように再構成された。次に、伝えられたところによるとグーグルはフィットネス API(Application Programming Interface)の準備を進めており、これは人々が日々の自分の活動を計測・整理するのを助けてくれる。この API は、スマートフォンのフィットネス・アプリや恐らくスマートウォッチに向けて、Android アプリ開発者のエコシステム全体に渡って広く利用されることになるかもしれない。

関連記事:KitKat開発者が語る、Android軽量化の裏話

Android、Chrome、そしてアプリの責任者であるグーグルの幹部サンダー・ピチャイは最近、同社が 2 週間以内にウェアラブル用の SDK(ソフトウェア開発キット)をリリースする予定であるとコメントした。またピチャイはこの時、グーグルはウェアラブル関して「まだまだ入口に過ぎない」状態だとも語っている。

関連記事:グーグルがウェアラブル端末向けの Android SDK をリリース予定

その意味するところは、グーグルはスマートフォンやタブレット、テレビと同じ方法(市場によってそれぞれ成功の度合いが異なってはいるが)で、ウェアラブル・デバイス用に Android を強く推奨するだろうということだ。グーグルにはスマートウォッチに利用できるツールがすべて揃っている。結局は、具体的なハードウェアや機能、アプリ、パフォーマンスの勝負になるだろう。その結果によって、スマートウォッチの「手首争奪レース」におけるグーグルの未来が決まるはずだ。

画像提供
トップ画像:Shutterstock
特許画像:Google on a smartwatch concept

Pocket