今朝私は電気を付けるためにスイッチを押し、ブラインドを手で開け、コーヒーメーカーのスイッチを入れた。もう、こういった作業にはうんざりしている。今は2013年だ。スマートハウスはいつになったら実現するのだろう?

我々のロー・テクな住居とIOTの間には様々な障害がある。一番の問題は、デバイス同士の共通言語が存在しないという点だ。

Kickstarterが出資したセンサーデバイスWigWagは、この状況を変えようとしている。IFTTTのシステムを物理空間に適用させて、スマート対応のデバイス同士(例えば電球とコンセント)を連携させようとしているのだ。

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「家にある全てのデバイスに対応したスマートフォンアプリが望まれているわけではありません。」創立者のEd Hemphill氏は語った。「スマートコントロールが生み出す価値は限られています。我々がやろうとしているのは、各デバイスのスーパー プロコトルを連結することです」

未来の家はおしゃべりになる

WigWagは、デバイスに共通言語を提供するわけではなく、デバイス同士が共有すべき話題を提供する。センサーは8種類のプラグインを搭載しており、音、動き、気温や湿度を検出することができる。以下の動画の中で、Hemphill氏がWigWagの活用法を紹介している。夜になって気温が下がると自動的に照明が付き、ポストに郵便物が届くとスマートフォンにメッセージが届く。

これらの魔法はプログラムによってもたらされる。WigWagは、DeviceJS(物理的なロケーションによる制限を受けないJavaScript)上に構築される初のIOTプラットフォームである。既存のスマートデバイスには12種類以上の通信プロトコルが存在するため、DeviceJSは、これらの異なるプロトコルが相互に交信できる共通基盤としての役割を果たす。

WigWagは、何百万人ものJavaScriptに精通したデベロッパーに向けたサポートを行っている。
「デベロッパーは現在、Z-Waveドングル、ZigBeeドングル、X10アダプター、Insteonアダプターに接続することができます。そのうち、もっと多くのプロトコルをサポートする予定です。」とHemphill氏は言っている。「WigWag Relayは、LIFXやPhillipsなどのWiFiデバイスと通信することもできます。eメールやTwitterのようなクラウドサービスとも可能です。」

WigWagを使うには、スマートフォン上でドラッグ&ドロップするだけでいい。アプリの要求に従って1つ以上の要因(気温や時間)とアクション(アラート通知など)を追加してみよう。これで完了だ。

WigWagの複雑な操作をもっとフル活用したいデベロッパーには、Arduinoシールドが提供されている。

強化されたスマートハウス

WigWagが人々に必要とされているかどうかは、出資者であるKickstarterを見れば分かるだろう。Kickstarterが獲得した利益は資金調達目標のほぼ3倍に達している。残りの30日で利益はさらに増えるはずだ。

Hemphill氏によると、プロジェクトの後援者がデバイスをどのように使おうとしているかが、WigWagチームに開発のヒントを与えているという。例えば、イギリスのある後援者はWigWagを強盗用の防犯アラームに使おうとしている。また別の後援者は、年老いた両親の家にWigWagを設置し、両親が助けを必要としていたら通知が来るようにしたいと考えている。

後援者たちは、市場に出回っているスマートデバイスを既に使いこなしている。しかし、それらのデバイスが相互に通信できないため、十分に活用することができていない。彼らは、WigWagがこの状況を打開してくれると信じている。

「後援者の多くは、既にスマートハウスで暮らしています。しかし、もっと簡単にカスタマイズできるものを望んでいるのです。」とHemphill氏は語った。「オートメーション化に、カスタマイズ機能は欠かせません。だからこそ、ユーザーはステレオタイプのソリューションでは満足しないのです。」

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