待ち続けること2年。今月14日にとうとう「Pinterestの開発者用APIの第一弾」が公開された。

API(Application Programming Interface)とは、開発者が自分のソフトウェアをPinterestなどのウェブサービス等と連携させることを可能とするプログラムだ。APIを利用すると人気のウェブサービスの情報を取得したり、サービス内容をアプリから直接利用したりすることができる。以前Pinterestが宣言した通り、APIの用途はかなり限定的だ。あらゆるサイトの中から人気の高いピン画像を表示するというものである。

このAPIは当初20社のパートナー企業(中でもAllRecipes、Buzzfeed、Hearst、NBC等のメディア企業が目立つ)に開示されることになった。しかしいずれ全ての開発者にも公開されると、Pinterestのデベロッパー・リレーションズ責任者であるジェーソン・コスタ氏はPinterestのブログで明らかにしている。

Pinterestのスポークスマンによると、今回リリースされた開発用資料には、以下の4種類の分析情報をアプリケーションやサイトで利用する方法が記載されている。

・トップピンAPI:一番クリック数の多いピン及びリピンを表示するメソッド。今月14日からパートナー企業が使い始められるAPIはこちら。
・ドメイン検索:トレンドのキーワードを表示するメソッド。例えば「男性のブーツ」、「感謝祭のレシピ」、「ファッション・ウィーク」等。
・最近のピン:特定のアカウントがピンした画像をサイト上のウィジェットに表示するメソッド。サイト訪問者はそのアカウントが最近ピンした内容を一覧する事ができる。
・関連ピン:現在閲覧中のピンに関連のある画像を表示するウィジェット。

これらのAPIが公開される前には、一部の先駆的な開発者達はデータ・スクレイピングという手法によって同様の結果を得てきた。そういった複雑な手法もまもなくこちらのAPIに差し替えることができそうだ。

Pinterest APIは特定のタスクのための手段に過ぎず、開発者が自由に色々と試せるサンドボックス的なものではないようだ。現時点ではまだ同サービスの分析情報に特化した限定的なAPIとなっているが、それでもPinterestの厳しい基準を考えれば今回のリリースは価値あるものだと考えたい。

もし一刻も早くPinterest APIを確認したければ、こちらから登録できるようだ。

画像提供:Madeleine Weiss

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