グーグルがサンフランシスコ湾に浮かぶ海上データセンターを建設中?
Pocket

グーグルがサンフランシスコ湾に浮かぶ「はしけ」の上に極秘のデータセンターを建設しているらしいと、CNETのダニエル・ターディマンが報告している。まだ状況からそう推測したに過ぎないが、記事の内容は確信的だ。もしこれが本当なら、インターネット界の巨人はとんでもないアイデアを実現に移そうとしていることになる。海洋エネルギー(と海水の冷たさ)を利用した、環境に優しいデータセンターを作り出そうとしているのだ。

現在分かっているのは、サンフランシスコとオークランドの中間に位置するトレジャーアイランドに停泊しているはしけの上に、4階建ての高い建造物を作るという大規模なプロジェクトが進行中だということだ。ターディマンがリース契約の調査やLinkedInの分析結果、地元での聞き込み調査などによって集めた情報を総合すると、このプロジェクトの背後にグーグルがいることはほぼ確実だという。

google barge patent fig1B海上のデータセンターには、陸上のものと比べていくつかの利点が考えられる。ひとつは、波の動きから電気を生成することによって動力を供給することが、理論上は可能だということだ。これは非常にクリーンなエネルギー源である。冷たい海の水が冷却剤の役目も果たしてくれる可能性もある。これは、データセンターが大量の熱を発生させることを考えれば非常に重要な要素である(とはいえ、塩水は金属や繊細な機器を腐食させやすいため必ずしも理想的とは言えない)。

海上のデータセンターとどのようにデータをやり取りするかという点も、まだ明らかになっていない。衛星回線(低帯域幅は言うまでもなく)では、データセンターのニーズに応えるにはあまりにも遅すぎるだろう。

グーグルは2009年に、「水上のデータセンター」に関する特許を取得している。それは次のようなものだ。

複数の演算器から成るコンピューター・データセンターを搭載した浮動式プラットフォームを含むシステム、複数の演算器と電気的に接続された海上発電機、複数の演算器を冷却するための一つ以上の海水冷却ユニット

ReadWriteはグーグルに対しコメントを求めた。回答があれば記事のアップデートを行う予定だ。

画像提供:米国特許局 7,525,207

Pocket