Google PlayでAndroid開発者たちが劇的な成功を収めるチャンスの到来だ。しかもその方法をグーグル自身が教えてくれるというのだ。モバイルソフトウェアとその関連アプリストアのクリエーターが、そのリソースを最大限に活かせるようアプリメーカーに対してガイドブックを発表したのである。

アプリを作成し、ストアに掲載することは誰にでもできることだろう。しかし同社は、それは単なる第一ステップに過ぎないと強調する。なぜなら130万以上のアプリから成るGoogle Playの中で注目を集めるアプリになることはそう容易ではないからだ。同社のブログによると、このガイドブックは「提供したアプリの知名度を上げる方法、ユーザーをつなぎとめておく方法、そして収益の最大化についての秘訣を紹介」しているのだという。

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このガイドブックの主な目的は、開発者がグーグルのガイドラインを理解する手助けとなることにある。そしてトラフィック解析をして利益につながるようなアプリ作成方法のヒントも盛り込んでいるのだ。ではそのヒントを見てみよう。

  • Google Playにアプリを公開 ― Google Playデベロッパーコンソールを使用して全世界で10億人以上のAndroidユーザーにアプリを配布する。
  • 品質 ― 優れたアプリの構築とGoogle Playガイドライン及びポリシーに関する理解へとつながる基礎となる。
  • 発見可能性&手の届きやすさ ― より多くのユーザーに対して提供したアプリの見つけやすさと手の届きやすさを最大化する。
  • エンゲージメント&保持 ― アクティブユーザーを獲得し、ユーザーをつなぎとめる対策の改善。
  • マネタイゼーション ― 断続的収入かつ収入増加のための収益化戦略。
  • Google Analyticsの利用 ― アプリユーザーの理解とアプリ使用体験、コンバージョン及びマーケティング戦略の改善。
  • グローバル化 ― 世界中のローカル市場でアプリを展開する。

実のところ、今までもPDFファイル、Google Playでのダウンロードあるいは印刷版として利用可能なので、とりたてて機密扱いするほどのものではない。事実この情報は、開発者向けAndroidアプリポータルサイトなどに掲載されている。しかしさまざまな情報をひとつにまとめたという点ではこのガイドブックは便利といえるだろう。

グーグルは、無料の限定印刷バージョンを米国や英国をはじめとする国々に配布する予定だという。

それに対して「グーグルはなんて寛大なんだろう」と思うかもしれない。しかしこの動きは、明らかにAndroidを広める活動の一部ともなっているのだ。そしてこの行為によりグーグルのモバイル・エコシステムにさらに多くの開発を誘致するようにできているのである。そしてアップルのApp Storeと比べると儲けの悪いプラットフォームという汚名を返上しようとしているのだ。

結論からいうと、Google Playは利益の増加に成功し非常に好調だ。シティグループのアナリスト、マーク・メイはGoogle Playの売上高が2013年の13億ドルから2017年には52億ドルに跳ね上がるだろうと推定している。

それでも数十億規模のApp Storeには追い付かないが、ひとつだけ言えることがある。それは、コツさえ知っていればAndroidアプリで儲けるチャンスはあるということだ。そしてその方法をグーグル自身が教えてくれるという。

トップ画像提供:Shutterstock

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