IKEAはAppleがiOS11のリリースに組み込むAR(拡張現実)フレームワークのローンチパートナーの一社に名を連ねることになる。新しいARアプリは顧客の自宅に仮想家具を表示することができる。

顧客はIKEAの膨大な家具を選ぶ前に、部屋の写真を一通り撮ることになる。9to5Macによると、IKEAは5600点の製品がARで使えるようになると見込んでいるという。

既にIKEAでは家具を仮想的に置く機能が提供されているが、Appleのテクノロジーによりサイズや照明などはずっと精細なものになると、デジタル移行マネージャーのMichael Valdsgaard氏は言う。

ちなみにiOSのリリースまでにアプリの準備ができるかどうかについて、IKEAはまだ明言していない。

始めの段階では顧客が店舗まで出向き、ARで閲覧したい商品を探してセーブする必要があるが、将来は店舗全体をオンラインで閲覧し、多くの商品をチェックできるようになるだろう。

 

妥当な選択

今月のWWDC 2017でARアプリを使った家具の展示を行ったAppleからすれば、IKEAとの提携は妥当な選択だろう。そのほかの主なローンチパートナーについてもここ数週間のうちに発表されると思われる。

AppleはARの壮大な計画を有しており、CEOのTim Cookはこの先の数年間で主に行う投資の1つになるだろうと考えている。iPadやiPhoneを使ったエクスペリエンスについて力を注いでいるものの、ARの専用ハードウェアについてはまだ何の発表もない。