ボルボは清掃員が、ゴミ回収作業を安全、簡単に出来るようプロジェクトを立ち上げた。もし、成功すれば、それぞれのゴミ回収ルートをまわりきるのに必要な人員の削減にもつながる。

トラックがゴミ回収ポイントを回るのを自動化することで、清掃員はゴミ回収のたびに車の乗り降りをする必要はなくなる。トラック自身が自分で運転することでドライバーを開放し、ほかの重要なタスクを安全にこなせるようになるという。

今日の米国では多くのゴミ回収トラックに、専用に設計されたアームが取り付けられており、ゴミ箱を掴み、車の後部に中身を空けて元の場所に戻してくれる。ドライバーに求められるのはトラックを所定の場所に止め、そのアームを操作することだ。
ほかの清掃員の仕事は、アームが届かないような場所に置かれたゴミの回収である。

多くの地域では今でも、これまで通りの手作業の回収が行われており、清掃員がゴミ箱や空き瓶の回収を行っている。つまり清掃員はトラックを降りてはまた、運転するために戻っているということになる。

自律運転が可能なトラックが出てくれば、ルートを回り切るのに必要な労力は少なくなる。また清掃員も乗り降りの繰り返しがなくなることから負担が軽くなるということだ。

 

どのように機能するのか

youtube:Volvo Trucks – Refuse handling like you’ve never seen it before (autonomous truck)

Volvoのトラックには、現在開発されている自律運転車に搭載されているセンサーと同じものが搭載される予定だ。一回目はGPSとセンサーを使ってルートを策定する。その後はトラックがルート上の障害物や停止が必要なポイントについて学習する。

次のステップとして、ドライバーはトラックから出て、ボタンを使って次のポイントに移動の指示を出すようになる。トラックは人の手助けなしに目的地にたどり着くことができ、新しい障害物が出てきた時はそれを認識し回避する。

ドライバーはトラックの横を徒歩でついて周りながら、ゴミ箱を空にし必要に応じて所定の場所に持っていく。
ポイントごとに乗り降りする必要はなくなるというわけだ。

あなたが、スウェーデンに住んでいないかぎり、Volvoの自動ゴミ回収トラックを路上で見かけることは当分無いだろう。今のところスウェーデンのゴミ管理会社 Renovaが行っているテストプログラムに留まっており、このテストは2017年いっぱいまで続くと予想されている。そこから更に数年は、追加のリサーチと開発が行われることだろう。

将来ドライバーがいないゴミ回収車が家の前に止まるようになるその始まりを、あなたは目の当たりにしているのかも知れない。

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